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杉野信也さんのY2

カナダを拠点に活動されている写真家の杉野信也さんが
Y2-08レッドをお使いになっておられます。

杉野2

杉野さんの作品は杉野信也写真展としてライカギャラリー東京
ライカギャラリー京都で開催中です。

ライカギャラリー東京/ライカプロフェッショナルストア東京
・会期:2022年5月13日(金)〜8月13日(土)
・所在地:東京都中央区銀座6-4-1 ライカ銀座店2F
・営業時間:11時〜19時
・休館日:ライカギャラリー東京は月曜定休、ライカプロフェッショナルストア東京は日曜・月曜定休

ライカギャラリー京都
・会期:2022年5月14日(土)〜8月18日(木)
・所在地:京都府京都市東山区祇園町南側570-120 ライカ京都店2F
・営業時間:11時〜19時
・休館日:月曜

作者プロフィール
杉野信也(Shin Sugino)
大阪生まれ。19歳でカナダに移住。オンタリオ州トロント市のライアソン大学で写真、映画を専攻。その後、同市ヨーク大学美術学部の講師を務める傍ら、写真作家としてのキャリアをスタートさせる。1980-1986年には活動の場を広げ、カナダ、米国、スペイン、オーストリアの各国にて長編劇場映画のスチール写真カメラマンとして活躍。1986年に広告写真スタジオ“Sugino Studio”を創設。1995年カナダで初の完全デジタルプロダクションシステムを確立、カナダの広告映像作家の第一人者としての地位を築く。以後、写真だけでなく、テレビCMのディレクターや撮影監督などの分野でも活動を続ける。

解答

前回のブログで、ヒンジのスリ割りサイズがコンセプトYと
Y2では違うので互換性が無いと書きました。

何故そうなったか、

DSCN0498.jpg

これは、コンセプトYのフロントパーツです。
スリーピースでブローパーツと二本のリムをロー付けで
接合しています。そして、ブローパーツの線径が1mmで
リムが0.8mmになります。
リムの末端が蝶足になるのですが、蝶足は調整の観点
から0.8mmの線径が丁度良いのです。

DSCN0499.jpg

Y2のフロントフレームは一体ですのでブロー部分も蝶足部も
同じ厚みになります。
0.8mmにすると蝶足は理想の硬さに出来ますが、ヒンジに互換性
が無くなります。
1mmにすると丁番は互換性がありますが、蝶足が硬くなります。
少し悩みましたが、0.8mm厚のフロントは経験がなかったので
互換性よりも新しさを選んだのです。

DSCN0222.jpg

今は0.8mmのフロントラインで正解だったと思っています。
まさに「THIN LINE」ですものね。
コンセプトYよりも更に細く、さらに丈夫になっています。





パーツの互換性

コンセプトYとY2のパーつの互換性ですが、一部に互換性が
あります。
例えば、パッドは全て共通です。
ヒンジに関しては見た目は一緒ですが、摺動面の寸法が違うので
互換性はありません。

ですが、ヒンジの外形が同じですのでコンセプトYのテンプルを
Y2で流用することも出来ます。

DSCN0494.jpg
この画像はY2-PLANET2ですが、チャッカリとコンセプトYの丸線
テンプルが付いています。
但し、ヒンジはY2用です。ですから、コンセプトYのテンプルを移植
する場合にはヒンジをY2用に交換すれば出来るということです。

DSCN0496.jpg
こちらはコンセプトYのフロントにY2のテンプルの組み合わせです。
勿論ヒンジはコンセプトY用です。

ややこしくてすみませんが、これはフロントフレームの厚みが
違う為です。
コンセプトYが1mmの厚みで、Y2が0.8mmの厚さです。
何故同じで出来なかったかについては長くなりますので次の機会に
説明しますが、ヒントは蝶足になります。
皆さんも時間があったら考えてみてくださいねっ!

テグスガイド

テグスガイドの形態

DSCN0487.jpg

元祖クランクガイドです。
この形態のガイドはテグスの張りやすさ、長さの調整のし易さに
とても優れています。

DSCN0489.jpg

フローティングシリーズのクランクガイドです。
随分コンパクトになりましたがクランク形状は踏襲しています。
ただ、小さくなっているのでテグスの張り易さや長さの調整では元祖に
軍配が上がります。

DSCN0490.jpg

新型のテグスガイドです。試作の段階ではここもクランク形状でした。
プラネット3と4は全部で6回も試作を繰り返しました。
その途中からこのカタチを試してきています。
テグスの張り易さ、調整のし易さ等もフローティングシリーズのクランク
ガイドと差がなかったのでこの可愛らしい形状に落ち着きました。

DSCN0492.jpg

このカタチ蝶々のようでもあり、メガネ型のようでもあります。










フローティングの隙間

コンセプトYの隙間です。スッキリしてますけど隙間は2~3mmあります。

DSCN0483.jpg

Y2-F(フローティングシリーズ)の隙間も2~3mmです。
中間部にカイドがあるのでやや無骨な印象です。でも、このガイドが
あることでレンズがしっかりホールドされて型崩れを防止します。

DSCN0484.jpg

はいっ! 新型のプラネット君は?

DSCN0485.jpg

中間部にあったガイドが端部に移動してスッキリしてますね。
また隙間も約1mmに調整しています。
調整と言ったのは実はこの隙間調整できるのです。
では、この隙間を無くしてみましょう。
レンズの上のテグスを長くすればレンズは上に上がります。
正確にはヨロイ付近のガイドの掛止位置を1mm程ずらして
上部のテグスを長くし、下部のテグスを短くしています。
ずらすだけなのでテグスを張り直さなくても出来ます。

DSCN0486.jpg

完全に隙間を無くすことができます。
この隙間は軽やかでちょっと特別の印象があって私は好きです。
ですので、出荷時は1mm位の隙間を作って出荷しますが
お客様の好みでお店でも調整できます。

ヨロイ付近のガイドのテグスを少しずらすだけです。
簡単ですので是非挑戦してみてください。

フローティングも日々進化させていきます。









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ONEOFF工房代表の兵井伊佐男と申します。
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