プラネットシリーズが完成したところで一旦おさらいをしてみましょう。
Y2には三つのシリーズがあります。
先ず、Y2ですが

正式にはY2(シンラインシリーズ)と言います。
レンズとブローが接触しているタイプで、アレンジの幅が
一番大きいシリーズです。
PD(左右の目と目の間隔)がうんと狭い人やうんと広い人にも
調整して製作出来るのでレンズを薄く抑えることが出来ます。
次のY2-Fは

レンズとブローの間に3mm程のスキ間があるシリーズです。
レンズが浮いたように見えるのでフローティングと呼んでいます。
フレームより二回り程小さなレンズになるのでこのシリーズのレンズも
軽く仕上げられます。
また、レンズサイズ、ブリッシサイズの調整をして仕上げることも出来ます。
尚、フローティングの元祖はコンセプト「Y」です。

スッキリして綺麗なので今も人気ですが、レンズの支えが一か所
なので変形にはちょっと弱いです。
そして、Y2-PLANET

今度はレンズが飛び出てしまいましたね(^^;
そして、PLANETはカスタマイズ出来ません。
Y2シリーズでは劣等生か不良ということでしょうか??
でもちょっと考えてみて下さい。
世の中の市販されている眼鏡はすべてカスタマイズできません。
「沢山のデザインの中からお好きなものを選んでください」的な
モノ造りです。
これでいいのかっ?て思いますけど、今はそれが主流です。
ですから、眼鏡業界ではこの「飛び抜けた感」のあるPLANETこそ
王道だとも言えるのです。