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カチューシャ

めがねをしっかりをホールドさせるには二つの方法があります。

一つめはフロントとテンプル共にガッチリしたメガネを選び、頭部に合わ
せてしっかりとフィティングさせることです。技術を要しますが、しっかりと
フィッティングされた眼鏡は頭部と一体化しズレてきません。

もうひとつの方法はフレーム全体で頭部を包み込むようにホールドする
ことです。
例えばカチューシャを想像してみて下さい。
丸い頭部を丸く包み込むので優しいホールド感で圧迫しません。

「Y」のフレームが目指したのは「カチューシャ」ではありませんが、Yさん
の頭部をトレースすると自然と頭部に回りこんだカチューシャの様になっ
ていきました。

DSCN7441n.jpg

点線が外した時のフレームの状態で、実線は使用時の状態です。
この時に注意して頂きたいのがフロントフレームも変形して全体として
カチューシャのように包み込んでいる点です。

フレーム全体が包み込むようにしなることで、圧迫感が少なくてしかも
ズレ難いのです。

さて、ここからが「本題」になります。

実はこのように全体的にしなるメガネフレームは既に沢山出回っていて
軽くて掛け心地の良いメガネフレームの大勢になってきているのです。

勘の良い人はもうお気づきと思いますが、それらのフレームは
フレームの変形でレンズも動いてしまっていることになります。

DSCN7594n.jpg

メガネは光学商品ですから、目とレンズの関係は重要なのです。
フレームが広がることでレンズの光軸が変わるようでは、これは眼鏡
として問題だと言わなくてはなりません。

それを解決するデザインがYシリーズの「フローティング・コンストラク
ション」なのです。

DSCN7428n.jpg

レンズはフレームと分離しフローティングしているので、フレームが
変形してもレンズは影響を受けず、光学機能的に優れているのです。

DSCN7464n.jpg

「Y」シリーズは最初に作ったYさんの試作品から最近のLSも含め全
てこの構造を採用してます。
掛け心地も大切ですが、光学商品としての使命を忘れてはなりませ
んね。

ふ~長くなりました~。

まだまだありますが、今回はこの辺で。。



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ONEOFF工房代表の兵井伊佐男と申します。
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