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「Y」のスタンス

今まで、「Y」の機能的側面を強調してきましたが、ファッション的評価は
いかがなものでしょう。

その前に、ここで眼鏡の歴史をざっと振り返ってみましょう。

14世紀にイタリアのベネツィアで作られた説と中国で作られた説があ
り、ベネツィアではガラスの製法で中国では水晶でレンズを作ったとさ
れている。

現在のように折り畳みの弦(つる)が付けられ着用されるようになった
のは18世紀になってからである。

近年になりプラスチックレンズが開発され、軽量で大ぶりのレンズが
出来るようになる一方で、素材開発が進み様々なデザインが生み出
されるようになり、もはや成熟商品としてファッションアイテム化してい
る。

DSCN7486n.jpg
700年にも及ぶ眼鏡のイメージは全て上の図に集約されます。
「Y」以外の眼鏡は全てこの枠内で有史以来様々な試みがなさ
れてきました。
そして、これからも果てしないデザインの競演が繰り返されます。

この枠内から唯一踏み出したのが下の図のフローティング構造を
有する「Y」ファミリーなのです。

誤解お恐れずあえて言いますが、めがねオタクには「Y」は評価
されません。

めがねオタクは既に眼鏡の楽しみを方を知っています。
「眼鏡でどのように自分を演出するか」の中に「Y」はありません。
それは、「Y」が従来のメガネらしさから一歩踏み出した存在であ
るからなのです。

「Y」は業界の人からニッチ商品とも言われましたが、私にはその
意識は全くありません。
「Y」はメガネで困っているYさんの為に作った事が根底にあって
この機能を認め下さる一般ユーザーが沢山いることも事実です。

もう少し掛かるかも知れませんが「Y」が眼鏡の一つのスタイル
として確立された時「Y」はファッションになるのです。

ファッションは機能の後追いなのです。

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ONEOFF工房代表の兵井伊佐男と申します。
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