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眼鏡は進化したか?

日本兵

太平洋戦争時代の眼鏡は配給制であった。
全て丸眼鏡であるが、特筆すべきはブリッジサイズが何種類かあって、
殆どの人の目の中心にレンズがある。
これは、デザインは選べない代わりに「良く見る為」の最小限の配慮が
あったことに他ならない。

マッカーサー

マッカーサー元帥のメガネ(サングラス)と比べると、明らかに古臭く
感じられ、眼鏡一つとっても敗北感を味わったものである。
(実際はそうでもなかったが・・・後で述べます)

1960年代に入るとブラスチックレンズが普及し始め、レンズサイズ
はより大きい物が求められるようになった。
現在のレンズザイズは目を中心とした「見る為の機能」より顔との
バランスで決められるようになってきている。

1.jpg2.jpg

現在では殆どの人が自分に似合うメガネを掛けたがる。
そこに流行りが生まれる訳だが、流行りには必然性がない
ので昨日の「カッコ良い」が明日は「ダサイ」となって需要喚起
を促してきている。

そうやってメガネで流行りを楽しむ人がいる一方で、強度度数や左右の
目の間隔が狭い、又は広い等のマイノリティユーザーは自分に合う
眼鏡がなくて困っている人も多い。
そんなマイノリティユーザーにとって現代のファション化されたメガネは
戦時中の眼鏡よりもむしろ退化しているのである。

これには反論もあるだろう。しかし良く考えて欲しい。

戦時中の眼鏡よりも現代の方が優れているのはレンズだけではないか。
レンズは透明で見えないからファッションに流されずに各社しのぎを削っ
て技術革新に励んできた。また供給体制の整備され、海外の工場にお
客様データーが届き僅か一週間でオーダーメイドのレンズが供給されている。

さて、メガネはどうだろう。
昨今はクラシックブームで軍人さんか掛けていたような丸眼鏡が普通に
売られている。
しかし、戦時中のように、ブリッジサイズやレンズサイズは各種用意されて
いないではないか。。

現代のメガネは戦争当時とは比べ物にならないと殆どの人が言われる
と思います。でもその殆どがレンズの進化だとしたら。。

レンズは高度に進化したがフレームデザインはファッション化の波に巻き
込まれ高度な技術も魅せる為の装飾に使ってきたのだ。

それだけではない、経済合理主義の中でマイノリティユーザーを切り捨てて
きたではないか。

「贅沢は敵だ」と言われた時代が良かったとは言わない。
しかし、当時にはあって、今は無くしたものもあることを忘れてはならない。




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ONEOFF工房代表の兵井伊佐男と申します。
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