これではない。
前回のブログでの試作は失敗ではなかったのですが、色々と問題もあった。
①小売店でもできるが、面倒くさい。
②ブリッジサイズを何種類かストックしておかなければならない。
③テグスに張力がかかって初めてブローとリムが結束されるので
それまではグラグラしてレンズ入れが困難。
これらの欠点がある。しかし、良い点もあった。
①メガネの一部が壊れてもパーツの交換ができる。
②パーツ同士で色違いの組み合わせができる。
なによりも、テグスの張力を利用して眼鏡のパーツを結束するのは
新しい試みなのでやってみたかった。
そこでフルナイロールの開発からは一旦離れてこのジョイト方式を
アピール出来るデザインを先行して開発したのがY-LINEです。

前回の試作はパーツ同士を上下で結束していましたがY-LINEは
前後です。この方式のほうがグラつきません。


上下で二色使いのY-LINE。
今までのメガネでも二色使いのメガネはありましたが、それは一部を
マスキングして色分けしたものでした。
YLはこのようにパーツ同士が明確に分離しているから出来る鮮明な
二色使いです。この結束方式には「フロロジョイント」と名付けました。
力作ですし、私自身楽しんでデザインしました。
評価も高く魅力的なデザインに仕上がりました。 しかしメガネ業界は
皆そこを目指している。他にも魅力的なデザインはいっぱいあるのだ。
私が目指しているのはこの世界ではない。
「かっこいい」とか「かわいい」とか「目立つ」とかではなくて、使ってみて
初めて感じる世界、そして「もうこれしか考えられない」そんなメガネを
目指していたんだ。。
これではない、 険しい道のりが続きます。
①小売店でもできるが、面倒くさい。
②ブリッジサイズを何種類かストックしておかなければならない。
③テグスに張力がかかって初めてブローとリムが結束されるので
それまではグラグラしてレンズ入れが困難。
これらの欠点がある。しかし、良い点もあった。
①メガネの一部が壊れてもパーツの交換ができる。
②パーツ同士で色違いの組み合わせができる。
なによりも、テグスの張力を利用して眼鏡のパーツを結束するのは
新しい試みなのでやってみたかった。
そこでフルナイロールの開発からは一旦離れてこのジョイト方式を
アピール出来るデザインを先行して開発したのがY-LINEです。

前回の試作はパーツ同士を上下で結束していましたがY-LINEは
前後です。この方式のほうがグラつきません。


上下で二色使いのY-LINE。
今までのメガネでも二色使いのメガネはありましたが、それは一部を
マスキングして色分けしたものでした。
YLはこのようにパーツ同士が明確に分離しているから出来る鮮明な
二色使いです。この結束方式には「フロロジョイント」と名付けました。
力作ですし、私自身楽しんでデザインしました。
評価も高く魅力的なデザインに仕上がりました。 しかしメガネ業界は
皆そこを目指している。他にも魅力的なデザインはいっぱいあるのだ。
私が目指しているのはこの世界ではない。
「かっこいい」とか「かわいい」とか「目立つ」とかではなくて、使ってみて
初めて感じる世界、そして「もうこれしか考えられない」そんなメガネを
目指していたんだ。。
これではない、 険しい道のりが続きます。