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常識と非常識(前編)

どの業界であっても業界の常識は世間の非常識と言われます。
眼鏡業界にも多くの常識と非常識が存在しますがその一例を挙げます。

①眼鏡は多くの工程を経て製造される工芸的工業製品です。
(産地と業界は手間が掛かり工程数が多いことをむしろ自慢します)

②眼鏡はファッションアイテム化されてます。
(流行りを生み出すことで需要喚起を促してきた)

③眼鏡フレームに合わせてレンズを加工するのが常識となっている。
(眼鏡フレームが主でレンズが従の関係)

まだまだありますが、今回はこの三点に焦点を当てて説明します。

眼鏡で大切なものはレンズです。そのレンズを目の適当な位置に適当な
サイズで配置出来ればフレームは無くても良いのです。

その様な観点からY2は開発を続けてきました。

しかし、目の適当な位置といっても人それぞれPDが違いますから簡便に
調整出来る構造にはかなり苦心しました。

そして次の課題、適当なサイズのレンズはレンズの外周をフルナイロール
にすることで解決しました。

様々な工夫の結果フレームを無くすことはできませんでしたが、極めて簡便
な方法でレンズを適当な位置に適当なサイズで配置出来るようになったのです。

この様にして開発したY2ですが、このY2は眼鏡業界にあっては「非常識な眼鏡
である」と言うお話は後編で・・

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