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特注は高効率(4)

ワンオフ工房のホームページの「ワンオフ工房と兵井伊佐男」で
私は書きました。17年前です。

ファッションとしてのデザインはそろそろ中国に任せて、我々は21世紀型
のデザインを考え実践していくべきである。
メガネに於いて21世紀的なものとは、モノとしての個性が強く流行り廃り
の激しいデザインではなく、より人に近づいたデザインであると考える。

これが当時に考えたワンオフ工房のポリシーです。
残念と言って良いと思います。
17年経って眼鏡業界を取り巻く状況は全く変わっていません。

量販店も、高級店も、専門店も、眼鏡メーカーも皆同じベクトルを向いて
いるのです。
つまり、だれも一人一人のお客様に向き合わずに漠然と、高級感があってお
洒落で売れそうな眼鏡を企画しそれをを仕入れて販売しているのです。

確かに、専門店では検眼に時間を掛けて豊富な知識と経験でレンズを
選択し丁寧に加工し、しっかりフィッティングしているでしょう。

また、高級店では、そこのお店に行かなければ買えない個性的なブランドを
揃えているでしょう。

しかし、それだけで二倍から四倍の価格差に消費者は納得しないでしょう。
なぜなら量販店も、高級店も、専門店も時代を反映した流行りの眼鏡を仕
入れ販売するという同じベクトルを向いているからです。

誰も一人一人のお客様を観察しようとしないで、売れそうな眼鏡を仕入れ
並べているのです。そして、売り切ったら次の新商品を仕入れるのです。

これで利益を上げていけるお店は流れ作業的な分業体制を整えた量販店
だけだと思うのです。

ですから私はそのような商品はファツション雑貨と捉えて中国と量販店に
任せれば良いと思うのです。

一人一人と向き合うことは出来ない。又は非効率と思っていませんか?
レンズメーカーは既にやっています。
レンズメーカーも初めの頃は既成の型しかなかったはずです。
しかし、徐々に加工治具を改良し様々なオーダーメイドが出来るように
なってきたはずです。
レンズは透明で見えないものですからファッションの影響を受けずに各社
しのぎを削って性能向上に努めてきたのです。
今では各店舗からお客様データーがオンラインで海外の工場に送られ
僅か一週間で届くようになっています。

私のブログを遡って、特注の数々を見て欲しいと思います。
人に近づいたデザインとは人を観察しなければ出来ません。
ワンオフ工房ではお客様データー、お店スタッフの寸法指示等からリモート
で特注を作ります。リモートですが一本一本見事に違うわけです。
そりゃあ当たり前です。100人いたら100本全部違って当然ですから。

やはり効率が悪いと思いますか?
何度も言いますが、レンズは既にやっています。
それで各社利益もだしているはずです。
そしてワンオフ工房もやっていて高効率だと言っているのです。

例えば眼鏡メーカーは毎年新作を出します。
眼鏡をファッションとして捉えると新作を作らなければ競争力がないのです。
コンセプトYは17年間変わりません。Y2はまだ二年半ですけどずっと
続けていく自信があります。
新作を考えて作る労力をお客様に向けて特注に使っていけるのです。

熱くなりました。まだ続けるかもです・・(^^;


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